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ジェンダー格差レポート2010:日本は94位

2010/10/13

世界経済フォーラムのジェンダー格差レポート2010年度版が発表されました。世界134カ国における男女間の格差を、経済活動、政治参加、教育、健康の側面から総合的に指標化したものです。

もっともジェンダー平等度の高い3カ国は、今年もノルウェー、フィンランド、スウェーデンと北欧諸国が独占しました。注目されるのは19位に急上昇したアメリカ。オバマ政権が多くの女性を高い地位に任用し、賃金格差が縮まったことから、5年間で初めて20位内にランクインしました。他方、内閣における女性閣僚の割合が減ったフランスは46位に低下しました。アジアではあいかわらずフィリピンがすべての面でもっとも高いジェンダー平等をしめして世界第9位でした。

日本は、前年の101位から94位にランクが上昇しました。これは主に女性の所得が向上したためです。女性所得の対男性比は、0.46(2006年)、0.44(2007)、0.45(2008)、0.46(2009)から今年初めて0.53になりましたが、非常に格差が大きいことに変わりはありません。政治参加の面でも非常に大きい格差にはほとんど改善が見られません。

5年目になる世界経済フォーラムのジェンダー格差レポートですが、5年間つづけてデータがそろっている114カ国のうち、86%がジェンダー格差を縮めてきているとのこと。特に、かなり低位にいたアンゴラ、バングラデシュ、アラブ主長国連邦は、大幅に改善していると賞賛されています。

●世界経済フォーラムのプレスリリースはこちらから。
http://www.weforum.org/en/media/Latest%20News%20Releases/NR_GenderGap2010

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