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フィリピン:拘束の保健ワーカー43人釈放される

2010/12/21

今年2月に軍に違法に拘束され、10ヶ月以上拘留されていた43人の保健ワーカーたちが、ようやく釈放されました。

逮捕された43人は、いずれも地域医療保健活動に従事する医師や助産士、保健ワーカーで、うち女性26名、男性17名。地域保健活動のトレーニングのために女性医師の自宅に集まっていましたが、軍は、43人はフィリピン共産党の軍事部門である新人民軍(NPA)のメンバーで、爆発物の製造訓練を行っていたと主張して、令状をとらないまま逮捕していました。[医師ら43人拘束(2/18)]
フィリピンでは、NPAとの嫌疑をかけられた者に対して、正当な法的手続きを踏まない逮捕や拷問、処刑などの人権侵害が軍によってくりかえされており、アジア女性資料センターを含む日本のNGOも、適切な対応をフィリピン政府に申し入れしていました。[日本NGO共同レター(2010/2/26)]
6月に大統領に就任したベニグノ・アキノ氏が、12月10日、逮捕手続きに問題があったとして、公訴取り下げと釈放を司法省に命じ、18日から順次釈放となりました。

Morong 43 released from Camp Bagong Diwa (12/18)

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