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東日本大震災:女性の雇用回復遅れが明らかに

2012/01/25

岩手、宮城、福島の3県における2011年11月の失業手当受給者は、女性が3万7601人、男性2万6631人と、女性が男性の約1.4倍であることが、1月23日までに厚生労働省の調査で明らかになった。震災前の失業手当受給者は男女ほぼ同数で、被災地において女性が仕事を得にくい状況が浮き彫りになった。これは、自治体の雇用対策や復興需要による雇用が、建設や土木に偏っている一方、震災前に女性が多く働いていた水産加工業の復旧が遅れていることが原因の一端とみられている。
【報道】
「被災3県、女性就職難浮き彫りに 失業手当、男性の1・4倍」共同通信(1/23)

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