体験談

「ジェンダーカフェ」に参加しました

2016/05/31

2016年5月、下北沢のカフェで開かれた「ジェンダーカフェ」に参加しました。このジェンダーカフェは、アジア女性資料センターのユースグループが主催するイベントで、10~30代の若い世代同士が集まって、身近な問題をジェンダーの視点からおしゃべりする会です。年に数回、ユースグループのメンバーがテーマを出し合って開催していると聞きました。

私が参加したときのテーマは「家族」でした。「自分の家族は好き? 嫌い?」という質問からはじまって、参加者それぞれの「家族」に対する思いを話します。「お互いが尊重しあっていて干渉しあわないので仲よくしている」ので「家族が好き」という人もいれば、「とにかくなんでもお父さんが第一というところが嫌だった」「兄はとても大事にされたけど、女である自分はどうでもいいような扱いだった」から「家族は嫌い」という人もいました。

それぞれの「家族」に関するエピソードを話した後、家庭における男女平等を謳った日本国憲法の第24条が話題に上がりました。現行の24条1項には「婚姻は両性の同意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有する」とあります。これは家族メンバーは互いに平等であるというとても大事な条項です。同性婚の議論もありますが、この条文はそもそも外部からは見えにくい家庭という場で、ジェンダーに基づく不平等が起きないようにという理念のもとにつくられています。ドメスティック・バイオレンスが深刻な問題となっている現在、24条の精神がじゅうぶんに生かされているとはいえないことに気が付きました。

ジェンダーカフェに参加する前は、「家族というテーマってちょっと話しにくい」と思っていましたが、身近な話題について、少し真面目に、でも気楽に話せる場でした。ぜひまた参加しようと思います。そして、最近では改憲の議論も出てきていますが、24条についてのキャンペーンも始動しました。私も早速、賛同しています。アジア女性資料センターのイベントをきっかけに、さまざまな社会問題を知ることができてうれしいです。みなさんも24条キャンペーンのブログ、ぜひチェックしてみてください。

(FAさん30代)

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