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(12/10)国際シンポジウム「移住・家事労働者の権利保障とILO 189号条約―アジア、ヨーロッパ、アメリカ、そして日本

2016/11/25

ILO「家事労働者のディーセントワークに関する条約」(C189)、及び同勧告(R201)が採択されてから5年以上が経ちます(2011年6月採択、2013年9月発効)。これらは、従来、多くの国で労働法の適用外とされてきた家事労働者(移住労働者を含む)の国際労働基準を定める画期的な意義をもち、移住・家事労働者の(再)組織化と権利保障において、新段階をもたらしました。

本シンポジウムは、(1)科研プロジェクト「移住家事労働者とILO189号条約――組織化・権利保障・トランスナショナルな連帯」の中間報告を行うとともに、(2)折しも関東(神奈川県、東京都)と関西(大阪府)の「国家戦略特区」において「外国人家事支援人材受け入れ事業」進めることになった日本の課題を、世界各地の現状との比較を通じて、明らかにすることを目的とします。

1日目は、女性労働運動史の歴史家として知られるアイリーン・ボリス教授(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)の基調講演で開始し、これを受けてアジア、ヨーロッパ、アメリカ各地での移住家事労働者の権利保障状況とこれにC189が与えたインパクトや現下の課題などについて、現地調査に基づき研究報告を行います。また、2日目には、日本の現状についての研究報告のあと、家事労働者の組織化に取り組む海外の労働組合ならびにNGOの活動家を迎え、日本の状況にくわしい関係者とともに、各国の取り組みと日本における課題を考えるためのパネル・ディスカッションを行います。

日時:2016年12月10日(土)9:30~17:00、11日(日)10:30~17:00
会場:一橋大学東キャンパス 東2号館2201号室(中央線国立駅下車南口から徒歩約10分)
アクセス:http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/

報告者・司会者・パネリスト
アイリーン・ボリス(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)、足立眞理子(お茶の水女子大学)、伊藤るり(一橋大学)、シーラ・グレース・エストラーダ(香港アジア家事労働者連合、交渉中)、大橋史恵(武蔵大学)、小ヶ谷千穂(フェリス女学院大学)、ジタ・カバイス=オブラ(フランス民主労働同盟)、小井土彰宏(一橋大学)、定松文(恵泉女学園大学)、篠崎香子(デュイスブルク=エッセン大学)、エリザベス・タン(国際家事労働者連盟)、竹信三恵子(和光大学)、中力えり(和光大学)、土屋華奈子(有償家事労働者ネットワーク)、平野恵子(北海道教育大学)、藤本伸樹(ヒューライツ大阪)、宮崎理枝(大月短期大学)、森千香子(一橋大学)、山岸素子(移住者と連帯する全国ネットワーク)

※プログラム詳細、及び参加申し込みは以下へ↓
一橋大学大学院社会学研究科国際社会学プログラム

(日英同時通訳付・事前申し込み 締切り12月6日)

国際シンポジウムポスターはこちら.pdf

<プレシンポ企画>(申し込み不要)
映画「イロイロ――ぬくもりの記憶」+解説(小ヶ谷千穂・フェリス女学院大学)
◎日時:12月7日(金) 14:30~17:00
◎会場:一橋大学西キャンパス 第2講義棟405教室
問い合わせ先 2016image.c189@gmail.com (嶽本新奈)

【主催】科研プロジェクト「移住家事労働者とILO189号条約」国際移動とジェンダー研究会
【協賛】一橋大学大学院社会学研究科(国際社会学プログラムジェンダー社会科学研究センター、フェアレ イバー研究教育センター)、国際家事労働者連盟(IDWF)、NPO 法人移住者と連帯する全国ネットワーク、NPO 法人アジア女性資料センター、有償家事労働ネットワーク
【後援】連合(日本労働組合総連合会)
【協力】ILO 駐日事務所

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