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【書籍紹介】新着資料(国内編)

2012/06/01
今回ご紹介するのは次の5冊です!
「私たちは“99%”だ――ドキュメント ウォール街を占拠せよ」
「季節はめぐる──3.11後を生きる里山の〈いのち〉たちへ」
「アジア現代女性史第7号」
「24時間のホットラインと被災地の女性団体への人材提供、雇用創出、財政支援事業報告書」
「外国につながる子どもがホッとする授業づくり」
私たちは“99%”だ――ドキュメント ウォール街を占拠せよ

私たちは“99%”だ――ドキュメント ウォール街を占拠せよ 私たちは“99%”だ――ドキュメント ウォール街を占拠せよ
(2012/04/04)
『オキュパイ!ガゼット』編集部、 他

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「私たちは99%だ」というスローガンをかかげ、あたらしい政治と経済の仕組みをつくりだそうとしているOCCUPY運動。フェミニズムとの関連も深いということで、『女たちの21世紀』69号でも特集を組みましたが、この運動についてよりくわしく知りたい人には格好の本が出ました。
運動をささえる活動家や思想家たちによる現場から発せられた言葉は、人々がつくりだす運動の意味を生き生きと伝えるだけでなく、より深いレベルでの社会変革のビジョンをも示しています。アンジェラ・デイヴィス、ジュディス・バトラーなど、フェミニストたちも寄稿。

季節はめぐる──3.11後を生きる里山の〈いのち〉たちへ

季節はめぐる──3.11後を生きる里山の〈いのち〉たちへ 季節はめぐる──3.11後を生きる里山の〈いのち〉たちへ
(2012/02/16)
辻 淑子

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ゆたかな里山がはぐくむ無数のいのち。しかしもはや「あの日」以前に戻ることはできない。人間が汚染した環境の中でもつながれていくいのちを、痛切な愛情をこめて描き出す絵本。

アジア現代女性史第7号

ビルマ出身の世界的に著名なジャーナリスト・作家であるドー・アマー、国際女性NGOが派遣した「朝鮮戦争真相調査団」のメンバーとして北朝鮮に入り現地の状況を視察したフランス人女性など、知られざる役割を果たした女性たちから世界史をみなおす興味深い研究誌。
アジア現代女性史研究会(発行)

24時間のホットラインと被災地の女性団体への人材提供、雇用創出、財政支援事業報告書

2010年度に実施されたDV・性暴力に関する初の24時間無料全国電話相談パイロットプロジェクトは、実施中に東日本大震災が発生し、継続を求める声が多かったが、予定通りに終了した。特に災害地において高いニーズに応えたいと、民間女性団体が必死の努力でつないだプロジェクトの報告書。生々しい当事者女性の声、支援者の分析から、今後の支援体制構築に向けた多くの教訓を読み取ることができる。


外国につながる子どもがホッとする授業づくり

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外国籍の子どもや家族が外国につながりをもつ子どもたちが、どの学校にもいる時代になりました。しかし、学校教育の制度や現場は、子どもたちがもつ多様な文化背景を前提としたものになっていません。そのために疎外感を感じたり、学習困難をかかえる子どもたちも多くいます。小学校の各学年、各科目で多文化教育を実践するためのヒントが具体的に書いてあるので、現場の先生たちのお役にたちそう。出版元:かながわ国際交流財団版
こちらからダウンロードできます

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