イベント

今年の夏はネパールへ! 紛争から平和への移行を担う人々に会いにいこう

2008/06/06

2008年8月23日(土)~8月31日(日)(9日間)
今年の夏はネパールへ! 紛争から平和へ、王制から共和制へ

移行を担う人たちと出会う旅

10年に及ぶ紛争をへて、5月28日に王制を廃止し、共和制へと移行したネパール。
あらたな憲法を起草するための制憲議会のプロセスには、これまで草の根で活動してきた民族・カースト・宗教の異なる女性たちが多く参加します。
彼女たちは制憲議会にどんな期待を寄せているのでしょう?
彼女たちを送り出した村ではどのようなエンパワーメントの実践が行われているのでしょうか?
ジェンダー正義、民主主義へのとりくみ、貧困、セックスワーカーの組織化、性的マイノリティの権利保障など、草の根の人権と紛争後の課題を中央での政治につなげながら活動する人々から、力強い運動を展開する秘訣を学びたいと思います。首都カトマンズだけでなく、村にも足をのばします。

紛争下の性暴力の問題にどう取り組むか、2000年に東京で行われた「女性国際戦犯法廷」の経験を共有する合同ワークショップ、「第1回やより賞」企画写真展「途上の旅 Nepal: Ongoing Journey」の現地展(写真:ウシャ・ティティクシュ、音楽:バルタ・ガンダルバ、企画:後藤由美)も計画しています。アジア女性資料センターならではの、対話と共有を重視したツアーを準備中です。

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■訪問予定団体
Mohilako-nimuti Mohila Manch(女性たちが集うフォーラム):カトマンズ市内のレストラン、ダンス・バー、マッサージ・パーラーで働く10代から20代前半の女性たちの当事者団体。歓楽街の女性たちが誇りをもって働ける社会の実現を目指している。メンバーには性的暴力の被害者、紛争避難民もいる。子どもをもつ女性のための託児施設の運営、健康相談、HIV/AIDSや性教育に関する講習を実施。

Shakti Samuha(力強いグループ):南アジアで最初にできた人身売買サバイバーの当事者団体。人身売買防止のための少女グループの育成、サバイバーの社会復帰支援、加害者に対する罰則規定の法制化のためのロビー活動を行っている。

Mithini(女友だち):女性の性的マイノリティの当事者団体。2007年末、最高裁判所が国に対して性的マイノリティに平等の権利を保障するための法制化と差別的な法律の改正を命じる判決を下した際、他の当事者団体とともにロビー活動を行った。

Didi Bahini(姉妹):ジェンダー分野での研修や人材育成を行う。アジア女性資料センターの協力でネパールの女性NGOのダイレクトリーを発行したことがある。制憲議会の女性議員のリソース・センターとして、議会の仕組みや、調査・情報収集・交渉の方法などの相談にのっている。

Women’s Rehabilitation Centre (WOREC、女性たちの社会復帰センター):1990年の民主化直後にできた女性NGOのひとつとして、当事者団体や草の根の女性人権活動家の全国ネットワークの育成に貢献している。

■日程表 航空会社、現地の事情などにより予定が変更になる場合があります。
8/23(土)午前 成田発、タイ航空でバンコクへ移動、バンコク泊
   ※成田以外の空港利用を希望される方は、ご相談ください。
8/24(日)午前 バンコク発、 昼 カトマンズ着、オリエンテーション、世界文化遺産観光、カトマンズ泊
8/25(月)午前 女性たちが集うフォーラム訪問、午後 シャクティ・サムハ訪問、カトマンズ泊
8/26(火)終日 シャクティ・サムハの活動村を訪問、郊外の村泊
8/27(水)午前 村の女性グループ訪問、午後カトマンズ市内観光、カトマンズ泊
8/28(木)午前 「やより賞」受賞者ウシャさんらと写真展およびワークショップ、午後 性的マイノリティの団体訪問、交流パーティー、カトマンズ泊
8/29(金)午前 制憲議会の女性議員とDidi Bahiniにて面会、午後 WORECで女性NGOの役割について意見交換
8/30(土)午前 ツアーの振り返り、午後 カトマンズ発、夜バンコクで乗り継ぎ
8/31(日)早朝 成田着

■募集要項
○旅行期間:2008年8月23日(土)~8月31日(日)(9日間)
○参加費:248,000円(予定:石油高騰の影響を受ける可能性があります)
※会員でない方は、参加費とは別に会費8,000円が必要です。
○最低催行人数:10名
○お申込み締切:2008年7月23日(水)(定員16名になり次第締切ります)
○お申込み方法:アジア女性資料センターまで、末尾の申込書をご送付ください。

・現在お持ちのパスポートが今回の旅行に有効かどうか、渡航先のビザの要否などをご確認のうえ、ご自身の責任においてご旅行に必要なパスポート、ビザをご用意ください。
・渡航先の「海外危険情報」「海外感染症情報」をご確認ください。
海外安全ホームページ  http://www.pubanzen.mofa.go.jp/
感染症情報ホームページ http://www.forth.go.jp/
・より安心してご旅行いただくために、ご旅行中の病気や事故・盗難に備えて、海外旅行傷害保険のご加入をお勧めします。

■旅行契約の成立時期
お客様との旅行契約については、お申込書をいただいた時点で成り立つものと致します。
1.下記の経費は、旅行費用に含まれています。
①旅行日程で明示した航空等利用交通機関の運賃
②成田空港利用料2,040円、バンコク空港税 約3,380円、航空保険料・燃油チャージ 約23,280円(6月2日現在、石油高騰などの諸事情により燃油サーチャージは値上りすることもあります)
③旅行日程に含まれる送迎バス等の料金
④旅行日程に明示した視察関係諸費用(専用車、現地コーディネータ、専用通訳など)及び日程に明示した観光料金
⑤旅行日程に明示したホテル宿泊料金及び税金・サービス料
⑥旅行日程に明示した食事料金(朝食7回 昼食6回 夕食7回 及び税金・サービス料
⑦地上手荷物運搬料金、団体行動中のチップ、旅行業務取扱手配手数料
2.次の経費は旅行代金に含まれません。
①一人部屋追加代金
②食事時の飲み物代
③ご自宅から成田空港までの交通費(往復)
④20kgを超える航空手荷物料金、お客様の傷害疾病に関する医療費
⑤任意の海外保険
⑥その他個人的な費用(クリーニング代、電話代、飲み物代)税金・サービス料及びチップ
⑦おみやげ品及び持ち込み品にかかる関税など
⑧渡航手続費用(旅券印紙代)ネパール査証、査証手続代行料
3. 旅行契約の解除(お客様の解除権)払い戻し
お客様は次に定める取消料をお支払いいただくことにより、いつでも旅行契約を解除することができます。
2008年7月23日~8月20日迄の取消の場合・・・・・¥30,000円
2008年8月21日~8月22日迄の取消の場合・・・・・旅行費用の50%
2008年8月23日当日取消の場合・・・・・・・・・・・旅行費用の100%
4. その他 この旅行条件は2008年6月2日を基準としておりますので、航空運賃及び大幅な為替相場の変動、その他の理由により、旅行費用が変更される場合がありますので予めご了承願います。その他の旅行条件は、当社の受注型企画旅行契約及び旅行条件書によります。

■現地プログラム企画・お申し込み・お問い合わせ
アジア女性資料センター
東京都渋谷区桜丘町14-10-211
Tel:03-3780-5245  Fax:03-3463-9752
Mail:ajwrc@ajwrc.org

■受注型企画旅行取扱
株式会社 トラベルファイブジャパン
国土交通大臣登録旅行業823号
日本旅行業協会会員
大阪市中央区博労町3丁目6番7号 御堂筋三都ビル 担当:渡辺
Tel:06-6253-0212(代) Fax:06-6253-0679

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申込フォーム 記入して、メール(ajwrc@ajwrc.org)またはFAX(03-3463-9752)で、アジア女性資料センターまでお送りください。
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