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(8/20)クメール・ルージュ時代の出産と妊娠

2016/07/07

 2015年に戦後40年を迎えたカンボジアでは、現在、女性たちが過去の苦難について語ることのできる環境がようやく生まれ始めています。
 どの家庭からも一人以上の死者が出たカンボジアの内戦は、誰もが「誰かを犠牲にして生きぬいた」戦争であり、生き残った人たちは現在も想像を絶するトラウマを抱えて生きています。極端な共産主義を信奉した当時の政府(ポルポト政権)は、カンボジアに根付く家族のあり方を徹底的に破壊し、夫婦は別々の場所で強制労働に従事させられました。また、5歳以上の子どもは親から引き離されて「子どもグループ」として労働に従事させられます。強制結婚制度も導入され、成人で未婚の男女の多くは政府の決定によって見知らぬ人と結婚させられました。
 内戦期には、強制結婚によって妊娠した女性もいれば、内戦前から結婚していて何度目かの妊娠をした女性もいます。彼女たちの妊娠・出産の経験は、これまでほとんど語られることがありませんでした。
 今回のセミナーでは、中川香須美さんに、カンボジアの内戦期(クメール・ルージュ時代、1975-1979年)に妊娠・出産・育児を経験した女性たちへのインタビュー調査の結果を共有していただきます。

講師:中川香須美さん
 1997年からカンボジアに住み、2001年からパンニャサストラ大学でジェンダー学を担当。2008-2010年、JICA専門家としてカンボジア女性省で勤務、その後も女性省のアドバイザーをつとめ、第二次「女性に対する暴力撲滅のための国家行動計画」を2年かけて参加型で草案。国連開発計画、国連ウーマン、国連人口基金、その他NGOなどのコンサルタントとしてカンボジアで働く。アジア女性資料センターの会員であり、『女たちの21世紀』の連載コラム「アンコールからのんびり便り」執筆者。

  ・日時 : 2016年8月20日(土)18:30-20:30

  ・場所 : 東京ウィメンズプラザ 第1会議室B 地図

  ・参加費: 一般800円、会員・学生500円

  ・主催 : 特定非営利活動法人アジア女性資料センター

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◎問い合わせ先
特定非営利活動法人アジア女性資料センター事務局
E-mail:ajwrc@ajwrc.org Tel:03-3780-5245 Fax:03-3463-9752
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