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イラン:「家族支援法」採決は無期延期へ

2008/09/09

複婚(ポリガミー)を奨励するとして、進歩的なフェミニスト団体だけでなく、改革派や保守派からも異論の出ていたイランの「家族支援法」の採決が、無期限に延期されることになりました。
この法案は、昨年も議会に提案されましたが、強い反対にあって不成立に。今年再提出され、7月9日に法務委員会を通過して8月31日にも本会議で裁決が予定されていましたが、反対論が多く、法務委員会に差し戻されていました。
 これまでは、2人め以降の妻をもつためには最初の妻の書面による合意が必要とされていましたが、新法案では、男性に経済力が認められさえすれば2番目以降の妻を持てるとされ、フェミニストだけでなく保守派からも批判が出ていました。
 その他、夫が妻に払う婚資(Mehr)への課税案など、他の多くの法案についても問題を指摘していたフェミニストたちは、投票延期を「重要な勝利」と歓迎しています。

Changes for Equality, Threatening Strike in Front of Majlis Building: Protests against a New Majlis Bill on Gender Discrimination (8/11)‎; Reuters (9/2) Iran: Women Activists See Victory On Polygamy Bill

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