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京都教育大集団準強かん事件 示談により加害者保釈

2009/06/23

京都教育大学の学生6人が、今年2月、泥酔して抵抗できない状態の女性に集団で性的暴力をくわえ、6月1日に集団準強かん容疑で逮捕された事件で、京都地検は22日、「被害女性との間で示談が成立し、女性が告訴を取り下げたため」として加害者6人を処分保留で釈放、不起訴処分(起訴猶予)とする見通しを明らかにした。
 同地検によると、加害者側の弁護人が19日に示談を持ちかけ、22日に女性側が同意、同日付で告訴を取り消したという。集団準強
姦罪は親告罪ではないため、被害者の告訴がなくても起訴は可能なはずだが、地検は、示談により被害者が法廷で証言することが困難になったと考え、起訴しても公判維持が難しいと判断したとみられる。
6人の釈放を受け、大学は「6人の処分については今後検討する」としている。同大は、直後に事件を把握し加害学生を無期停学処分としていながら、警察に通報をしていなかった。今後は学生に対し人権教育を行うとしているが、女性に対する暴力防止のための具体的なプログラム導入の予定は不明だ。

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