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児童虐待・児童ポルノ摘発最多

2010/02/22

警察庁のまとめによれば、昨年1年間に全国で摘発された児童虐待や児童ポルノ事件は、過去10年間で最多となることがわかった。 

児童虐待事件は335件、被害児童は347人(うち死亡は28人)だった。うち身体的虐待は234件、性的虐待91件、ネグレクト10件。摘発された加害者は365人で、被害者との関係では、もっとも多いのが実父の118人、実母98人、養父・継父が67人だった。

児童ポルノ画像の製造・提供等で摘発されたのは935件で、前年比38%増。うちインターネットを利用したケースは前年の倍近い507件。製造による摘発は439件、提供が382件、提供目的の所持が114件だった。摘発された人数も過去最多の650人となった。
被害者のうち身元が特定できた子どもだけで昨年比73人増の411人となった。被害児童のうち小学生以下は前年比67%増の65人に上り、被害者の低年齢化が顕著となっている。
親が子どもの画像を売るなど加害者となっているケースが多いが、被害者が特定できなかったり、訴え出られないケースも多く、被害はさらに広がっているとみられる。
 
 このほか、インターネットサイトを通して性暴力や性的搾取の被害に遭った子どもも前年比344人増の1136人に上った。「出会い系」サイト規制が強化された結果、会員制交流サイト等へ被害が拡散しているようすがうかがわれる。うちレイプ被害者14人、わいせつ等被害727人、買春被害234人、児童ポルノ被害が101人、殺人未遂1人だった。
 
報道記事
・東京新聞2010年2月18日 夕刊「児童虐待 被害最多347人 児童ポルノ摘発38%増 09年警察庁まとめ」
・読売新聞2010年2月18日「児童ポルノ摘発最多、被害者の16%小学生以下」

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