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京都教育大集団準強かん事件:京都地裁が大学処分に無効判決

2011/07/21

2009年、京都教育大学の男子学生らが、酒に酔った女子学生に集団で性行為を行って無期停学処分を受けた事件について、京都地裁は7月15日、大学側の処分を無効とする判決を言い渡しました。
 京都府警は、性行為を行った男子学生6人を集団準強かん容疑で逮捕しましたが、加害者側が提示した示談に被害女性が応じたため、起訴猶予処分となった経緯があります。性暴力事件が刑事事件として裁かれにくい背景には、現在の性暴力に関する法制度の問題や社会的偏見がありますが、杉江佳治裁判長は事件を「集団準強かん事件ではない」としたうえ、「女子学生の明確な同意があったというべき」とさえ断じました。非常に疑問の多い判断であり、今後、同様の性暴力事件において、被害者が訴えでにくくなるなどの影響が懸念されます。

【報道】
京都教育大:集団暴行で起訴猶予 無期停学無効…京都地裁(毎日)
集団暴行で不起訴 京教大生の停学無効 京都地裁(産経)

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