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ハイチ:国連平和維持軍による性暴力

2011/09/16

国連平和維持活動のためにハイチに派遣されたウルグアイ部隊の兵士5人が18歳の少年に集団性暴力をくわえたと見られる様子を携帯電話で撮影した映像がインターネット上に流れ、9月初め、地元住民たちによる大規模な抗議行動が起きました。ウルグアイ軍は暴行に関わった兵士5人の送還および司令官の更迭を決め、有罪と判断されれば厳重に処罰するとしています。

国連のハイチ安定化ミッションは、アリスティド大統領が追放された軍事クーデター後の2004年に始まり、2010年1月の大地震により延長されましたが、平和維持軍による性暴力や暴行の告発も相次いでおり、2007年12月にはスリランカ軍による未成年の少女に対する性的暴行が指摘されました。2010年には、コレラの流行はネパール軍のせいだと信じる人々による大規模なデモも起きています。
今回の事件をきっかけに、軍事に偏重したハイチにおける国連ミッションのあり方を見直すべきだとの声も挙がっています。

Democracy Now (9/6) Video of U.N. Peacekeepers’ Sexual Assault of Haitian Prompts Calls to Focus on Post-Quake Rebuilding

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