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サウジアラビア:女性参政権実現へ

2011/09/27

サウジアラビアのアブドラ国王は9月25日、女性に参政権を付与する意向を明らかにしました。
中東各国で「アラブの春」が広がるなか、サウジアラビアでも車を運転する権利を求める女性たちがいっせいに抗議のドライブデモを行うなど、よりいっそうの平等と民主化を求める声があがっていました。
サウジアラビアでは、女性は法的に男性の庇護の下におかれており、政治参加だけでなく、教育や就職、外出など、女性の公的領域への参加は著しく制限されています。
穏健改革派のアブドラ国王は、4年後の選挙において、女性に投票する権利とともに、国政の助言機関である諮問評議会や自治評議会に立候補する権利を認めるべきだと述べました。
女性の権利活動家たちは、国王の発言を歓迎しながらも、これをきっかけにどの程度まで改革が進むのか慎重に見極め、より広範な社会的態度の変化を起こしていく必要があると話しています。

【報道】
●女性参政権、社会進出の起爆剤に(時事通信)●Saudi Monarch Grants Women Right to Vote (The New York Times)

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