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義父による強かん事件控訴審:大阪高裁で逆転有罪判決

2011/12/20

今年2月、内縁関係にあった女性の未成年の娘を強かんした男性を全面無罪とした、神戸地裁の不当判決がありましたが(アジア女性資料センターの抗議文はこちら)、その控訴審判決が12月16日、大阪高裁であり、逆転有罪の判決がでました。
湯川哲嗣裁判長は判決理由で、「被告による虐待を恐れていた」とする長女の証言を「捜査、公判を通じて一貫しており、信用できる」と認定。「「長期間の虐待で被告を恐れ、反抗が困難だったことが認められる」」と判断し、懲役10年の逆転有罪を言い渡しました。
弁護側は「虐待はなく、合意の上だった」と無罪を主張しており、上告する方針です。
被害者が継続的な支配の下にある場合、性暴力・加害者が必ずしも「抵抗を封じるほどの暴行・脅迫」を用いる必要がないことは、多くの研究や被害者の経験から明らかになっています。最高裁が、性暴力被害の現実をふまえ、適正な判断を行うよう求めます。

報道
読売新聞(12/16)「1審で無罪の強姦事件被告に逆転有罪…大阪高裁」
産経新聞(12/16)「『やくざに連れて行く』と迫り… 1審無罪の被告に逆転有罪 内妻の長女への強姦罪 大阪高裁」

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