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奈良地裁:ヘイトスピーチに支払い命令

2012/06/29

奈良地裁で6月25日、人権博物館に対するヘイトスピーチによる損害を認め、賠償を命じる判決が出ました。

この事件は、2011年1月、奈良県御所市にある水平社博物館が、特別展「コリアと日本-韓国併合から100年」を開催した際、「在日特権を許さない市民の会」会員が近くの路上で差別発言を繰り返したことに対し、同館が名誉を傷つけられたとして、慰謝料約1000万円を求めていたものです。牧賢二裁判官は、判決理由で「不当な差別用語を発言したことは水平社博物館の設立目的や活動を否定するもので、損害は相当大きい」としました。ヘイトスピーチやヘイトクライムが野放し状態のなかで、損害を認める判決が出たことは注目されます。

差別発言問題で水平社博物館が勝訴(共同)

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