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WHO:3人に1人の女性がDV・性暴力を経験

2013/06/26

世界保健機関(WHO)は、女性に対する暴力の2大形態であるDV(ドメスティックバイオレンス)と性暴力の横行および健康への影響について、各国政府から提供されたデータにもとづく初のグローバルな調査結果を発表しました。

WHOによれば、世界の女性の3人に1人がパートナーによる身体的・性的暴力、あるいは非パートナーによる性的暴力を経験しています。
また、DV被害を受けた女性は、以下のような健康リスクにさらされていると指摘しています。
・うつ症状に陥るリスクは、被害を受けていない女性の2倍になる
・アルコール依存症に陥るリスクはほぼ2倍
・低体重児出産の可能性が16%上昇
・HIVその他の性感染症のリスクは1.5倍
・42%が暴行により傷害を経験
・女性の殺人被害者のうち38%はパートナーの手で殺害されている

 WHOは、DVや性暴力に対する保健医療者の対応を改善するため、保健医療者の研修にDVや性暴力をとりいれること、DVが疑われる場合の適切なケア、性暴力被害者への包括的ケアの提供などを勧告しています。

●AFP(6/21)女性の3人に1人がDV被害者、WHO
●WHOの調査結果サイト(英文)

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