出版・発行物 「女たちの21世紀」No.35[特集] イラク侵略・占領―世界の女性たちの声 2013/01/08 2003年8月発行 単価 : ¥1,200 (税込・送料別) 数量 : 必要なのは涙ではなく、共に暴力と闘う者としての連帯だ。そのような連帯に向けて、私たちはまず、あれほど大量の戦争報道のなかでもほとんど聞かれることのなかった女性たちの声を聞くことから始めよう。異なる場の異なる女性たちの目に、イラク侵略戦争はどのように映ったのか、そして私たちはどこに立っているのか。 <目次> はじめに―私たちはどこに立っているのか 本山 央子 「解放」という名の侵略・占領 「涙はいらない。必要なのは連帯です」 ファリダ・アクタル バグダッド残像-イラク戦争とは何だったのか? 本田 雅和 「人間の盾」という反戦行動を通じて考えたこと 木村 公一 今、生き抜くことが私たちの政治的な行為 アダフ・スウェイ ◆インタヴュー◆ アメリカの戦争は中東に民主化をもたらさない 栗田 禎子さん 軍事占領下の「民主化」と「人道支援」 誰のための「イラク再建」か? イラク女性連盟 政治の空白を利用するイスラム主義者の女性に対する人権侵害を非難する イラク女性権利連合 戦後復興過程に女性の声を アフガニスタン女性ネットワーク ◆インタヴュー◆ 「解放戦争」から一年半、アフガニスタンの女性は今 RAWA サハル・サバさん 軍事化される日本の「復興支援」 船橋 邦子 国益重視のODA大綱の見直しに異議あり 磯田 厚子 イラク侵略は世界の女性に何をもたらすか イラク戦争は女性の権利を抑圧する過激派を利するだけだ イスラム法下に生きる女たちのネットワーク ■パキスタン 北西辺境州で進む「タリバン」化 ウマイラ・アンサリ ■パレスチナ もう一つのキリング・フィールド 国際女性平和自由連盟パレスチナ支部 ■フィリピン 「テロリズムに対する戦争」を克服する女性たちのネットワーク ◆インタヴュー◆ コラソン・ファブロスさん ■アメリカ 「テロリズムに対する戦争」は女性に対する戦争だ マーゴ・オカザワ・レイ ■沖縄 沖縄の米軍基地に国連査察団の派遣を 国連安全保障理事会に在沖米軍基地への査察団派遣を求める会 『50人が語る松井やよりの人と仕事』に寄せて 丹羽 雅代 東アジア女性フォーラムのトーチを引き継ぐ ―松井さんが火をともしたトーチ 國信 潤子 敬して遠ざかりながらも・・・ 灯台の一条の明かりのごとき存在 吉武 輝子 売春、売買春、そして「買春」へ 宮本 潤子 尹貞玉さんの松井やよりさん・追悼文に寄せて 池田 恵理子 国内女性ニュース 女性差別議員を政府・国会から追い出そう! ―太田誠一議員、森元首相、福田官房長官の発言に対する抗議行動に約2000名が賛同 産ませる人口政策「少子化社会対策基本法」の廃案を 朝鮮学校に対する差別―外国人学校卒業生の大学受験資格をめぐって 「性同一性障害者の性別取扱い特例法」から見えるもの 石原都知事の「ババァ発言」裁判、第3回口頭弁論終わる 女性差別撤廃条約委員会第29会期日本審議報告 ◆フェミニスト・アート+アクションの新しい波 Action in Silence 私は、日常の軍事化はいやだ 報道の自由と責任放棄を許さない―NHK裁判4回目証人尋問終わる 海外女性ニュース ケニア/ビルマ/アチェ/マレーシア/アメリカ/ナイジェリア 「私が語るフェミニズム in 沖縄」 沖縄への思いとともに歩みつづけてきた63年間 高里 鈴代さん アジア女性資料センターからのお知らせ ◇会員一人ひとりの参加で新しい出発を―2003年度総会報告 ◇「もっと読みたくなる機関誌」へ ◇ボランティアスタッフ スタンプラリー開始! ◇会員掲示板 ◇運営委員、事務局スタッフ交代 タイ女性の友通信 町屋通信(町屋日本語教室) ◆ふぇみすぽ!◆ PA/F SPACEform>