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介護会社「寿寿」で働くフィリピン人女性9人が集団提訴へ

2015/06/03

大阪府東大阪市の介護会社「寿寿」が、介護職員として採用しているフィリピンの女性たちに、「本人が死亡しても会社の責任は問わない」という誓約書を書かせていたことが2014年7月、明らかになった。

職員の女性たちは「労働条件が厳しい」と話しており、月に13回の宿直勤務をした記録も残っていた。

この事件に関しては厚生労働省が調査に乗り出していたが、015年5月27日、従業員の女性9人は施設の運営会社に対して「奴隷のように働かされた」などとして、損害賠償を求める集団提訴に踏み切った。

女性たちは日本人男性との間に生まれた子どもについて「日本国籍を取れるようにする」などと勧誘され来日したと話している。「寿寿」では介護士として働いていた。

しかし、国籍取得の手続きはされず、給料も事前説明よりも低い額にされていた。渡航費についても借金として給料から天引きされていたという。

女性たちは会社による一連の人権侵害を訴え、あわせて数千万円の損害賠償を求めて争う。

【報道】
●TBS News 「『まるで奴隷!』フィリピン人が大阪の介護施設を集団提訴へ」5月27日

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