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国連:持続可能な開発目標(SDGs)最終合意

2015/08/04

2015年8月2日、国連加盟国は「持続可能な開発目標(SDGs)」の合意に至った。SDGsは約3年に及ぶ策定過程を経て、今年9月に開催されるサミットで採択される。

2000年に合意した「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成期限の今年、国連はMDGs最終報告書を発表した(7月)。報告書では「極度の貧困をあと一世代でこの世からなくせるところまで来た」と成果を強調したが、その一方で、どの分野でも目標値には届かず、取り組みの継続が必要だとしていた。

男女間の不平等は続いていること、女性は就業機会、資産、公私の意思決定において未だに差別に直面していること、女性は男性より貧困状態に置かれている傾向があること、国会議員に占める女性の割合も5人に1人にとどまっていることなども指摘し、「誰一人として置き去りにしない」と不平等の是正に向けた更なる取り組みの重要性を訴えた。

今回合意されたSDGsの対象は2030年までの15年間。MDGsでは8の目標が掲げられたが、今回は「あらゆるかたちの貧困の撲滅」「飢餓の撲滅と食の安全保障の達成」「男女平等の達成と女性の活躍推進」など、17の目標と169の具体策が示されている。

新たな目標には、先進国が国民総所得(GNI)の0.7%を政府開発援助(ODA)に充てるという財政目標も盛り込まれている。

【関連サイト】
●国連:「MDGs報告2015」(英語)
●「MDGs報告2015」の概要(日本語プレゼンテーション資料)
● 国連”POST2015″サイト “Consensus Reached on New Sustainable Development Agenda to be adopted by World Leaders in September”

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