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(11/23)足尾銅山鉱毒事件から学ぶ公害の歴史と女性たちの生きた軌跡

2017/09/12

フィールドワークツアー・資料館・博物館で出会う女性たちの生きた軌跡2017 第2回
足尾銅山鉱毒事件から学ぶ公害の歴史と女性たちの生きた軌跡

渡良瀬遊水地写真

渡良瀬遊水地(出典:関東地方整備局HP)

「天地返し」という言葉をご存知でしょうか。これは東京電力福島第一原発事故を受けて、放射性物質に汚染された農地で農業を再生させるために行われた、耕地の表層と深層を入れ替える農耕技法のことです。実は、その歴史は日本で最初の公害と言われる足尾銅山鉱毒事件にまで遡ることができます。繰り返される公害の歴史と、その忘却を、いま改めて見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
このフィールドワークでは、ジェンダーの視点から、足尾銅山鉱毒事件を学びます。田中正造の名前で覚えられている公害事件ですが、鉱毒汚染に悩まされた人びとへの救援活動を行った女性たちの存在はあまり知られていません。田中正造のパートナーであった田中カツや、日本キリスト教婦人矯風会の会頭にして鉱毒地救済婦人会を組織した潮田千勢子、同じく矯風会・救済婦人会のメンバーにして女子学院の初代院長を務めた矢島楫子、月刊新聞『世界婦人』を発刊して主筆となる福田英子らです。彼女たちの支援活動は女性運動としての性格も持つものでした。足尾銅山鉱毒事件で救援活動を担った女性たちの足跡をたどりながら、公害の歴史を学びましょう。

<実施要項>
日時:2017年11月23日(木・休) 
集合:新宿駅 7時45分※具体的な集合場所はお申し込み後にお知らせします。)

レクチャー(※行きのバスのなかで本企画のテーマに関するレクチャーを行います。)
「公害に出会った女性たち――足尾銅山鉱毒事件への救済活動を中心に」
講師:清原悠(立教大学兼任講師)

見学コース(予定)
・足尾鉱毒事件田中正造記念館
・雲龍寺・庭田家
・田中正造生家・墓
・潮田千勢子碑
・渡良瀬遊水地
・谷中村合同慰霊碑
・新宿駅にて解散(19時頃)

<注意事項>
※あいだに佐野市郷土博物館・会議室にて昼食休憩をはさみます。昼食のお弁当はこちらで準備いたします。
※トイレの場所は、田中正造記念館、佐野市郷土博物館、渡良瀬遊水地のみです。
※渡良瀬遊水地の史跡ゾーンは、舗装されていません。雨の場合は、ぬかるみを歩くことになるので履物に注意をしてください。

旅行代金:14,000円(バス内レクチャー代、昼食のお弁当代、見学施設入館料を含みます)
移動:借り切りバス
最少催行人員:30人(定員35人)
募集締め切り:2017年11月1日(水)

<申し込み方法>
ダウンロードした参加申込書にご記入の上、メールまたはファックスにてマイチケットまでお送りください。
参加申込書:ダウンロード
●申込書
 マイチケット(担当:藤原):メールアドレス fujiwara@myticket.jp ファックス 06-4869-5777

呼びか足尾銅山鉱毒事件から学ぶFW参加申込書け団体:特定非営利活動法人アジア女性資料センター
E-mail:ajwrc@ajwrc.org Tel:03-3780-5245 Fax:03-3463-9752 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-211

旅行企画実施:エアーワールド株式会社 大阪市中央区内本町2−2-14−207号
観光庁長官登録旅行業961号/日本旅行業協会(JATA)会員
エアーワールド㈱代理店日本旅行業協会(JATA)協力会員/兵庫県知事登録旅行代理店業第142号
総合旅行業取扱管理者:山田和生

●チラシをダウンロード

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