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【書籍紹介】済州島関連本

2010/04/02

アジア女性資料センターでは3月末に韓国の済州島ツアーに出かけて、4.3事件などについて学んできました。予習に読んで役に立った関連書籍を、ご紹介します。

『済州島四・三事件―「島(タムナ)のくに」の死と再生の物語』

済州島四・三事件―「島(タムナ)のくに」の死と再生の物語 済州島四・三事件―「島(タムナ)のくに」の死と再生の物語
(2008/04)
文 京洙

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済州島の古代の歴史から始まり、植民地支配から四・三事件に至る経緯や、四.三特別法をめぐる議論まで、とてもわかりやすく書かれています。

『順伊おばさん』

順伊おばさん 順伊おばさん
(2001/04)
玄 基栄

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軍事政権下で4.3事件について公けに語ることができなかった中で書かれた小説ですが、韓国ではすぐに発禁処分となり、作家は拷問を受けたそうです。その日本語訳は金石範さんの手で訳出されました。事件が済州島の人々の心にどんな深い闇を残したかが、小説ならではの力で明らかにされています。

なぜ書きつづけてきたかなぜ沈黙してきたか―済州島四・三事件の記憶と文学

なぜ書きつづけてきたかなぜ沈黙してきたか―済州島四・三事件の記憶と文学 なぜ書きつづけてきたかなぜ沈黙してきたか―済州島四・三事件の記憶と文学
(2001/11)
金 石範金 時鐘

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海を渡った朝鮮人海女―房総のチャムスを訪ねて

海を渡った朝鮮人海女―房総のチャムスを訪ねて 海を渡った朝鮮人海女―房総のチャムスを訪ねて
(1988/05)
金 栄梁 澄子

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海女は日本と韓国にしかいないそうですが、済州島からは多くの海女が日本に働きに来ていました。そのまま日本に定住することになった海女たちの話を聞き取りした本です。海に対する複雑な感情を抱えて、60歳、70歳になっても潜り続けている女性たちの肖像が魅力的。海で生きる人たち同士の民族を超えたつながりも感じさせてくれます。

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