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【ガザ】ガザより

2009/01/12

【メールその31】
日時:2009年1月10日(土)20:31
件名:ガザ攻撃15日目

どこもかしこも死で覆われている。昨晩の空襲は70回以上、さらに今日は30回!これらの空襲で何百人もの子どもたち、女性たちが死んだ!

あなたがたには想像できるまい、このすさまじい破壊の姿を。人々は継続する爆撃になす術もない。爆撃された建物の瓦礫の下敷きになって、一家全滅した家族がいくつもある!

複数の戦車がガザ市に向かってゆっくりと移動している。夜はただひたすら恐ろしく、夜明けの光を目にすると子どもたちは歓喜の声を上げる!子どもたちは続けて何時間も眠ることができない。こっちで空襲、あっちで砲撃、遠くで激しい機関銃の音という状況なのだから。今、F16が私たちの頭上を飛んでいる。

ガザ市全体が食糧難に陥っている;当然のことながら果物や野菜などまったくない。

電気と水の状況も依然、ひどい。今日、ガザのいくつかの地域で2時間、電気が供給された!ガザは人道的・環境的危機の限界にある!健康をめぐる状況も貧弱な病院も崩壊しつつある!時折、自分のまわりで起きていることをことばにできなくなることがある!

アブデルワーヘド教授
ガザ・アル=アズハル大学
教養・人文学部英語学科

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