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(1/29)院内集会「家庭教育支援法案」の何が問題か?

2018/01/19

2018年通常国会で上程される可能性のある「家庭教育支援法案」について、院内集会を開催します!ぜひご参加ください。

 

院内集会「家庭教育支援法案」の何が問題か?

2016年10月、「家庭教育支援法案」の自民党案が明らかになりました。2006年に改定された教育基本法で家庭教育にかんする条文(第10条)が新設され、12年に「家庭教育支援議員連盟」(いわゆる「親学推進議員連盟」)が発足しました。これ以降、熊本県など8県5市で家庭教育支援条例が制定されています。
16年に素案が明らかになり、17年はじめには素案段階から修正が加えられたと報道されましたが、昨年の国会には上程されませんでした。しかし、今国会では上程される可能性があります。
この法案は、「家庭教育」の「支援」が喫緊の課題だとし、国、地方公共団体、学校、保健所、地域住民の責務や努力義務を定めています。国家が家庭や私的領域に介入する際に気をつけるべきポイントや日本国憲法の精神について再確認し、この法案の問題点について議員や市民のみなさんと共有するため、院内集会を開催します。
みなさまのご参加をお待ちしています。

 

日 時| 1月29日(月)15時~16時半(通行証は14時40分からお渡しします)
場 所|衆議院第2議員会館第1会議室(定員60人)(地下鉄永田町駅・国会議事堂前駅)
進 行
・発言
24条キャンペーン|家庭教育支援法案の問題点について
角田由紀子さん| 24条と対立する家庭教育支援法案-24条の意義を再確認する
清末愛砂さん|日本国憲法と家庭教育支援法案-自由権と社会権を取り違えないために
杉山春さん|家庭教育支援法案によって虐待やネグレクト、引きこもりは防げるのか-厚木男児遺棄放置事件から
・出席議員からのあいさつ

発言者プロフィール

角田由紀子さん
弁護士。性暴力やDV、セクハラなどの事件を手がける。東京・強姦救援センター法律アドバイザー。主な著書に『性と法律 変わったこと、変えたいこと』(岩波書店)、編著書に『性暴力被害の実態と刑事裁判』(信山社)など。

清末愛砂さん
室蘭工業大学大学院工学研究科准教授。専門は憲法学、家族法。主な共著に『徹底検証日本の右傾化』(筑摩書房)、編著書に『ピンポイントでわかる自衛隊明文改憲の論点:だまされるな!怪しい明文改憲』(現代人文社)など。

杉山春さん
ルポライター。虐待、ひきこもり、自死、家族問題などをテーマに執筆。主な著書に『ルポ虐待:大阪二児置き去り死事件』(筑摩書房)、『児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか』(朝日新聞出版)など。

 

主 催|24条変えさせないキャンペーン実行委員会
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10 渋谷コープ211(特定非営利活動法人アジア女性資料センター内)
TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752 eメール:article24campaign@gmail.com
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