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『f visions』No.2 【第1特集】「慰安婦」被害者の叫びから何を受け取るか~正義連バッシング事態 検証と課題 【第2特集】コロナ禍とジェンダー

2020/12/18

2020年12月発行
単価 : ¥1,980 (税込・送料別)
アジア女性資料センター発行/夜光社発売

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「慰安婦」被害サバイバー李容洙さんの会見は、日韓メディアの恣意的な継ぎはぎ報道によって、正義連および尹美香前理事長へのバッシングを巻き起こしました。特に日本では、韓国メディアが誤報を正した後も、当事者への取材も検証報道もなされていません。そこで本誌は、できるかぎり多様な視点からこの事態を検証しつつ課題を探ろうとこの特集を企画しました。李容洙さんの「叫び」をどう理解し何を受け取るのか。被害者と向き合うこととは?これまでの事態をまとめた、日本で唯一の特集といえるでしょう。(中略)本特集が、加害責任を有する国・日本で生きる私たちが李容洙さんの叫びと向き合い、ともに議論し「慰安婦」問題解決運動をさらに更新していくための手がかりの一つとなれば幸いです。

第2特集は「コロナ禍とジェンダー」と題し、感染症拡大による深刻な影響について前号に続きお届けします。「コロナ後」に向けたフェミニストの課題とは?深刻化するコロナ禍の影響だけでなく、そのことが明らかにしている根本的な問題をフェミニスト視点から、より明確に把握し、運動の長期駅課題を明らかにするため、セミナー報告や実態調査の寄稿、国際的なフェミニスト議論を紹介します。(本文より抜粋)

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【第1特集】「慰安婦」被害者の叫びから何をうけとるか~正義連バッシング事態 検証と課題

特集にあたって  岡本有佳
正義連バッシングの経緯  岡本有佳
とどまった正義(Justice)は何を残したか——「李容洙の言葉」以降  李娜榮(イナヨン)
サバイバー李容珠の30年  李昤京(リリョンギョン)
被害者を代弁するということ――あの数多くの「ハルモニ」はどこへ  梁鉉娥(ヤンヒョナ)
民主化を内破する「複数の政治」  趙慶喜(チョウキョンヒ)
李容洙さんを「消費」した韓国保守メディアの大問題  徐台教(ソテギョ)
ファクトチェック  平和ナバン
日本のマスメディア問題が報じない事実  岡本有佳
「正義連バッシング」に思うこと――日本の市民として  藤永壮
正義連バッシングと「慰安婦」問題の30年  池田恵理子
尹美香さんの選択——被害者たちとの「約束」を守る  梁澄子(ヤンチャンジャ)
李容洙さんの訴え~問われているのは日本政府と日本社会~  岡原美知子
台湾の阿嬤(あま)たちからもらった宝物  柴洋子
大娘(ダーニャン)の痛みの記憶と人生を伝える  川見公子
韓国挺対協・正義連運動とフェミニズム的連帯~ポストコロニアル・フェミニズムの視点から~ 金富子(キムプジャ)
「法廷」の成果を未来につなぐ――女性国際戦犯法廷20周年国際シンポジウムに向けて  小野沢あかね

 

【第2特集】コロナ禍とジェンダー

「コロナ後」に向けたフェミニストの課題とは?  本山央子
オンライン連続セミナー第1回「なぜジェンダーの視点が必要なのか?世界と日本のデータを見る」
オンライン連続セミナー第2回「ケア労働と新型コロナウイルス禍~いのちをつなぐ介護の現場から」
申請主義の壁と階層・ジェンダー  藤原千沙
国内コロナ関連ニュース「男女共同参画局が女性への影響検討開始」  本山央子
「すべての人への一律給付」は誰を排除したのか――男性被害者をめぐる渋谷区の対応から考える
ベトナム人女性技能実習生と妊娠をめぐる課題――コロナ、継続する性の管理、奪われる権利  巣内尚子
新自由主義に終止符を——国際的フェミニスト議論から  本山央子

[ニュース]
第5次男女共同参画基本計画が12月に閣議決定  船橋邦子
履歴書に性別欄は必要か  遠藤まめた
「性別欄」が課題となる背景  神谷悠一
「杉田発言」とフラワーデモ  牧野雅子
「#安全な避妊と中絶を #堕胎罪なくそ」を求めて  大橋由香子

[連載]
アラブ世界の女性たち  岡真理
ふぇみ・スペース  葉山慧
フェミ×アート  岡本有佳
フェミ・ナンミン・ピスタチオ  工藤晴子
香港便り  小出雅生
まちや通信  佐藤智代子
フェミの本

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