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【COVID-19とジェンダー】自宅療養中の女性が自殺 コロナ感染で追い詰められる人増加の可能性

2021/03/10

新型コロナウイルスに感染し、東京都内の自宅で療養していた30代女性が1月15日、自殺しているのが見つかった。女性は夫と娘との3人暮らしで、夫も娘も感染していたといい、「自分が娘にうつしたのではないか」と悩んでいたということが明らかになった。

 NPO法人「東京メンタルヘルス・スクエア」の武藤清栄理事長によると、新型コロナに感染してしまった悩みを相談してくる人は多く、外部に悩みを打ち明けられずに、孤立してしまい、自責の念が強くなり、自殺企図が起きてしまうという。また、身近な家族などが声掛けすることが大事であり、感染した人も、家族や友人、職場の産業医などと話をしてみることが大事であるという。

 NPO法人「自殺対策支援センターライフリンク」(東京都)の清水康之代表によると、昨年女性の自殺が増加したが、特に「同居人がいる女性」の自殺が増えたという。背景には家族らからの家庭内暴力の被害や育児や介護を担う女性が自身だけでなく家族の命や健康を背負わざるを得なかったりする中で、追い詰められた可能性もある。多くの人が悩みや課題を抱えていることを忘れずに、「お互い様」という気持ちで早めに周囲に助けを求めてもらいたいと話した。

 

ソース:コロナ感染、自宅療養中の女性が自殺 「家族にうつしたかも」悩む (2021/1/22 毎日新聞)

 

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