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わたしが語るフェミニズム 大越愛子さん

2001/05/19

わたしが◆語る◆フェミニズム◆◆5月

アジア女性資料センター2001年度総会 記念講演

大越愛子さん 闘うフェミニズムしなやかに、そしてしたたかに

  5月の「私が語るフェミニズム」は、フェミニズムと日本社会のあり方に対して常に活発な発言と行動を続けておられる大越愛子さんをお招きします。大越さんは、早くから日本のフェミニズムにおける「人権」の重要性を認識し、それを再理論化することの必要性を論じられてきました。また、哲学・宗教学を研究される中で養われた知見をもって、国家とジェンダー、「慰安婦」問題にも活発に
取り組まれています。
  今、「新しい歴史教科書をつくる会」が編集した教科書が文省検定を通過するなど、国家主義的な動きが活発化していますが、こうした動きの多くは、伝統的な家父長制度を重要な支えの一つとして内包しており、今、日本のフェミニズムが正面から挑戦を受けている状況と言ってもよいでしょう。私たちは、国際的な女性の連帯にも励まされながら、日本の国家主義的な動きや、市場・家庭などあらゆる場における女性に対する暴力と闘い続けなくてはなりません。
  数々のフェミニズムに対するバックラッシュが巻き起こる中で、私たちはどのように現代社会を分析し、行動を起こしていけばよいのでしょうか。女性への暴力に対する国家責任を積み残して過ぎた20世紀を見据えながら、21世紀のフェミニズム、日本社会、そして「私」の生き方について大越さんと共に考えましょう。

大越愛子さん 1946年生まれ。近畿大学教員、「女性・戦争・人権」学会運営委員、女性学・哲学・宗教学専攻、フェミニズム運動の理論的・実践的最前線で活躍する。主な著書に「フェミニズム入門」(ちくま新書)「近代日本のジェンダー」(三一書房)、「女性と宗教」「女性と東西思想」「闘争するフェミニズムへ」共著に「『日本』国家と女」、「ジェンダー化する哲学」など多数。

5月19日(土) 13:30-16:00東京ウィメンズプラザ視聴覚室参加費:1500円 (アジア女性資料センター会員は1000円)

お問い合わせ◎アジア女性資料センター TEL:03-3780-5245、FAX:03-3463-9752

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