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セクシュアリティー 今何が問題か

2002/09/06

英語で読む、聞く、考える、活動する!
セクシュアリティー 今何が問題か

この講座では、英語を読む・聞く・話す(ティベート、プレゼンテーション)技術を習得できるだけでなく、統計・論文・記事・ビデオといったデータ活用法、リサーチ法を学ぶことができます。また、講師の持つ豊富なデータを使いますので、各回の内容も非常に充実しています。

■期間:9月6日(金)~10月11日(金)/毎週金曜日、全6回
■時間:19:00~21:00
■場所:アジア女性資料センター 2階資料室
■参加費:21000円(会員18000円)
■受講対象:各回で取上げられているようなセクシュアリティの問題に興味がある方。中級程度(英字新聞が50%くらい読める)の英語力がある方。
■講師:ベス・エレン・バリーさん
(神田外語大学国際学部で「日本の女性問題」の講義を行なう。ボランタリズムから社会を変えることを通念とし、生徒たちに女性団体・組織でのボランティア活動をさせている。女性が暴力を受けることなく生きていける社会をめざし、地道に活動を続けている。「私が蒔いた小さな種がいつか大きな木になることを信じています」。)

■スケジュール:
□第1回 「戦争の手段としてのレイプ ― 性の奴隷」
・女性、戦争、レイプに関する統計を分析していく。日本軍の「慰安婦」制度から、ボスニアの集団レイプまで、女性に対するレイプは戦争の手段になっている。被害者の女性、レイプすることを強いられた男性のビデオ、証言録をもとに、講義、ディスカッションを行なう。

□第2回 「性の売買」 (The U.S State Department’s 2002 Trafficking in Person’s Reportを使用。)
・現在世界中で行なわれている、本人の意思に反する人身売買、移動、拘束をなくすための国際的な取り組みをどれだけ積極的に推進しているかによって、各国を分類する。論文、新聞記事の抜粋の分析に焦点をあてる。

□第3回 「終りのない性の売買」
・性の売買は花嫁のメールオーダーや他の性産業とどれほどの違いがあるのか。どこまでを「サービス」とし、どこからを「性の売買」とするのか。アメリカ国内でDV被害者となりやすい、いわゆる非アメリカ国籍の人々を法的にアメリカ市民とみなすことを認めた新しい法律を検証していく。

□第4回 「中絶かピルか」
・ピルが日本で承認されるのに25年かかったが、バイアグラはたっ
たの6ヶ月で承認された。誰が女性の体をコントロールしているのだろう。日本の学生はこの問題をどう考えているのだろう。ビデオ・プレゼンテーション、調査記事、学生の調査結果をもとに進める。

□第5回 「ボティーイメージ:性差の増幅」
・自由に使える収入のある男女が化粧品や整形に使う金額は増えつづけている。ジェンダー差別のない社会を作る運動が盛り上がっている一方で、なぜステレオタイプで「理想的」な女性・男性の肉体を買おうとする人がいるのか。子どもと大人の両方に売られ続けている理想の肉体のイメージに注目し、その作られたイメージにどう対抗していけるかを提案し、それについて議論をする。アニメーション、新聞記事を使用する。

□第6回 「日本の女性に対する暴力と国内法の検証」
・近年できた、女性をストーカー行為、家庭内暴力、セクシュアル・ハラスメントから守る方に着目する。これらの法の歴史、法
の効力と犯罪者への実際の処罰にはどれほどのギャップがあるのか。参加者にリサーチを行なってもらい、その結果をもとにプレゼンテーションを行なう。類似したトピックのビデオ、プレゼンテーションも行なう。

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