イベント

私が語るフェミニズム 中野麻美さん

2001/03/27

中 野 麻 美 さんに聞く
働く女性からのメッセージ―私が動かされたもの

 経済のグローバル化が進むと一体何が起きてくるのでしょうか。モノやサービスがどんどん安売りされ、それによって効率化が進み、働き手も自分の雇用や労働条件を安売りしなければ生きてはいけない厳しい時代、多くの女性たちがパートや派遣、契約社員といった不安定な身分と、低い労働条件に特徴づけられる「不安定雇用労働者」として、さまざまな人権否定やセクハラなどのトラブルに傷つけられている状況があります。最も守られにくい弱い立場の存在としての非正規雇用労働者たちこそが、最も厳しく痛めつけられるのです。そういうグローバル化のもたらす意味を早くから見抜いて警鐘を鳴らし続けてきた人が今回お話いただく中野麻美さんです。
 「『非正規雇用』という関係が生み出す構造的な問題、同じ人間なのに「ガイチュウ」(外注)といって働いている人を軽視する『身分差別』や「男性社員が気持ちよく働くための補助」といった『性差別』が派遣という形態で凝縮してあらわれている。」とするどく実態を指摘し、これまでもさまざまな働く女性たちに力強い応援を続けてきました。秋田セクシュアル・ハラスメント裁判を高裁逆転判決に導いた女性弁護団の一人でもあります。
 今回はそんな中野さんに、弁護士をめざした動機、女性・フェミニズムについて考えるようになったきっかけ、20世紀のフェミニズム、あるいはこれからのフェミニズムについて考えることなどなど、一人の女性としての中野さんの生き方を含めてゆっくりお話頂く予定です。どうぞご期待ください。

中野麻美 さん
弁護士。働く女性のための弁護団メンバー。派遣労働ネットワーク代表 変えよう均等法ネットワークのメンバーとしても積極的に活動。主な著書に「働く女たちの裁判」「21世紀の男女平等法」「働く女性の法律Q&A」「あなたをパワ-アップ - 改正均等法活用のポイントー」「20歳の法律ガイド」「派遣社員トラブルなんでもQ&A」「労働ビッグバンと女の仕事・賃金」など。

と き◎ 3月27日(火)18:30~20:30
ところ◎ 東京ウィメンズプラザ 視聴覚室B
参加費◎ 1,500円(アジア女性資料センター会員1,000円

資料館