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ジャヌカ・バタライさん講演会「サバイバーから支援者へ」

2010/10/14
仲間たちと闘ってきたから、
私は今ここにいる。
自信に満ちて・・・
ジャヌカ・バタライさん講演会
サバイバーから支援者へ
ネパール人身売買サバイバー当事者運動のリーダーにきく、変革の道

人身売買サバイバーによる当事者団体として南アジアで最初に誕生した「シャクティ・サムハ」の代表ジャヌカ・バタライさんをお招きします。
バタライさんは、搾取や性暴力の被害を受けた経験をもとに、人身売買サバイバー当事者団体の設立にかかわり、2006年には制憲議会選挙にも立候補しました。当事者から支援者へと役割を変え、広く女性運動に関わる彼女から、首都に偏りがちな運動をどのように地方で展開するか、支援者やボランティアの巻き込み、ロビーイングに重要な政治との関わりについて話を聞きます。

ジャヌカ・バタライさんのプロフィール ネパール東南部ウダイプール郡出身。幼児婚の末、DVから逃れるためにやってきた首都で家事労働者になったところ、警官によって人身売買され工場に送られる。男性労働者との賃金格差や搾取に疑問をもち、工場から逃げ再び家事労働者となったところ性的搾取を受ける。支援を求めたNGOで研修を受け、他の当事者とも出会い、人
身売買の当事者団体シャクティ・サムハ(「力強いグループ」の意)の設立に関わる。

2006年の制憲議会選挙では比例区の候補に選ばれる。惜しくも議員の座にはつけなかったが、当事者運動のリーダーとして、他の女性団体との協働や、移住女性のための政府の支援や人身売買関連の法案を求めるロビーイング、地方での当事者団体の基盤作りに奔走している。その功績が認められ、2010年秋、人身売買防止に関わるア
メリカのNGO、Captive Daughtersより「アンナプルナ活動家賞」を受賞。ジャーナリストの夫との間に娘がいる。35歳。

日 時 10月14日(木)19:30-21:00
場 所 アジア女性資料センター
参加費 1000円(一部をシャクティサムハが現在建築中のシェルターへのカンパとさせていただきます)
ネパール語-日本語通訳あり
【お申し込み・お問合せ】
アジア女性資料センター
■TEL:03-3780-5245 ■FAX:03-3463-9752 
■E-mail:ajwrc@ajwrc.org ■https://www.ajwrc.org

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