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下村官房副長官、さらに「慰安婦」制度への軍関与を否定。疑われる政権担当者の知的誠実さと責任意識

2007/03/28

「強制はなかった」という発言が国際的な批判を招いている安倍首相が、口先だけの“おわび”を述べて批判をそらそうとした矢先、下村官房副長官がふたたび歴史的事実を否定する発言を重ねました。軍の関与そのものさえ否定する、意図的な責任否定発言です。ここまで言を左右にしてきた首相の責任ある対応が問われています。

●下村官房副長官は26日の記者会見で、「直接的な軍の関与はなかったと私自身認識している」「直接、間接的に軍の関与は明らかでなかったというのが、1992年から93年にかけて行われた調査に基づき97年に平林博外政審議室長が行った答弁だったと思う。それに沿って発言している」と発言。民主、社民はこ
の態度を強く批判。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070326i414.htm?from=main4

●その日の朝、安倍首相が「お詫び」を述べたことについて米国務省が「評価」したばかりだった・・・
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=85878&servcode=200&sectcode=200
http://www.guardian.co.uk/japan/story/0,,2043221,00.html#article_continue

●当時「官房長官談話」をまとめた河野洋平衆院議長も、資料がないことを盾にとって責任を否定する現政権の態度を「知的に不誠実だ」と批判。
http://www.asahi.com/politics/update/0327/008.html

●24日には米ワシントンポスト紙が、日本人拉致被害者のことを政治利用する一方で、日本が行った拉致被害者を無視する態度を痛烈に批判する社説を掲載しています。
Shinzo Abe’s Double Talk
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/03/23/AR2007032301640.html?referrer=email
http://www.asahi.com/international/update/0325/006.html

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